フィスト貫通のための8つのポイント
フィストファックの動画は検索すればいろいろと出てくるのですが、フィストファックができるようになるための情報というのは、あまりないように感じます。海外のサイトにある情報や私の経験をもとにまとめてみました。これを読んで、フィストファックができるようになる手助けになればと思います。また、貫通した際には、ここに書き加えた方がいいことや訂正した方がいいことがあれば、ぜひ教えてください。それでは、参りましょう。
1.アタマで理解する
まず大事なのは、フィストについて、アタマで理解することだと思います。フィストファックは普通のアナルセックスと異なり、「自分のケツに相手の手を入れる」能動的な意識に切り替える必要があります。また、それができるようになるためには、コツコツと筋トレのようなトレーニングが必要です。そして、そのトレーニングを効果的にするために、体の構造を理解する必要があります。Fistfy fist studyによると、貫通にかかった日数は平均345日だそうです。
手をいれてもらうではなく、手を入れる(手を飲み込む)
チンコをアナルに挿入するアナルセックスでは、ウケはどちらかと言うと、タチにチンコを「入れてもらう」という受け身の意識が強いと思います。アナルセックスとフィストは違います。ウケであっても、自分のアナルに手を「入れる」という能動的な意識が必要になります。手を自分の体内に入れるために、いかに手を体内に入れるかを考えて、カラダ中の筋肉を総動員します。大きな口を開けて、大きな骨付き肉を被りつくイメージに似ています。その時、口を開ける行為は、自分の意志ですよね?同じように下の口を、意志で大きく開くのです。まさに、手を飲み込むのです。
筋トレをイメージする
フィストは筋トレと似ていると思います。できなかったことができるようになるのを目指す、コツコツと継続することが重要、できなかったことができた時の達成感など。そして、トレーニングの内容は、筋肉のストレッチそのものです。
構造を知る
体の開口部である肛門は、2種類の筋肉、内肛門括約筋と外肛門括約筋があります。自分の意思でケツを締めたり緩めたりできるのは、外肛門括約筋です。内肛門括約筋は自分でコントロールすることができない筋肉ですが、これが広い範囲で切れてしまうとガスや下痢便が漏れてしまうそうです。この括約筋をトレーニングすることによって、想定外の大きさを体内に入れられるようにしようということです。
ところで、円周の長さは、直径×3.14でした。ディルドの太さが5センチから6センチに1センチ増えると、円周は3.14センチ増えます。(2センチから3センチでも同じです。)筋肉を3.14センチ伸びるようにすると理解すると、ディルドの太さ1センチの違いがどれだけインパクトがあるかが理解できると思います。ですから、コツコツとトレーニングをするのです。
2.洗う
手の中指の先端から手首までの長さは、日本人男性の平均でだいたい18センチだそうです。ですから、貫通を目指すのであれば、奥までは洗う必要がないです。(奥までというのは、S字結腸を超えてという意味で、シャワ浣の挿入時間も数十秒です。)
仮に太さ4センチ、長さ18センチの円柱があった場合、その容積は226立方センチメートルなので、226cc程度になります。コップに226ccが入る時間と同じくらいの時間を、シャワーヘッドを外した先端を肛門に当てれば、挿入物の体積分くらいは水が入ることになります。
水温は高めがいいという人とぬるめがいいという人がいます。高めがいいという人の理由は、体内の体温の温度は、脇で測る体温より高いからです。ぬるい方がいいという人は、体内の粘膜の保護が理由です。(どちらがいいか、調べきることができなかったので、自分の判断でお願いします。)
やり方としては、下の口をうがいするようなイメージでしょうか?シャワーホースを押し当てて、何秒かお湯を入れ、吐き出すというのを何回か繰り返します。シャワ浣をする前に排便は済ませておきます。3〜5回程度すれば十分かと思います。指で中を一通り確認したり、ディルドを挿入して確認をする人もいます。舐めたり愛撫されたりする場所ですから、洗浄した後、自分自身が安心して身を任せられるかというのがポイントです。
貫通して、奥を目指す場合、奥まで洗うことが必要になりますが、それについては、別の機会に譲ることにします。
3.ローション
ローションは、種類があるのでいろいろと試して、お気に入りを見つけると良いと思います。(違いなどについては、また別の機会に譲ることにします。)自分が使っているのは、ヴァセリンとメンズマックス ビッグローション バックです。最初にヴァセリンを中も外も広めの範囲に塗り、その後、ディルドにメンズマックスをのせて、挿入します。ヴァセリンは油分が多いので、終わった後の掃除がめんどくさいデメリットがありますが、乾きにくいので、重宝してます。
ローションは、贅沢にたっぷり使いましょう。滑りは、挿入するためだけでなく、体を保護する目的でも重要です。
4.ディルドで自主トレする
ディルドの太さで6センチが入ると小さな手、7センチだと普通の手、8センチだとだいたいの手が入ると言われています。まずは6センチを一つの目標にするといいと思います。長さはあまり気にしなくていいですが、土台が吸盤になっているものが使いやすいかと思います。また6センチのディルドにチャレンジできるくらい拡張できたら、手の形のディルドに挑戦するのも良いと思います。
自分がお勧めしているのは、ボスシリコンベーシックス for next level 8 (太さ6センチ)と手の形のディルドです。ボスシリコンベーシックスは、表面は多少柔らかいのですが、芯がある感じで固いです。この固い感じが手の骨がある硬さに似ています。そのため、ただ上から体重をかけて乗っかるだけでは入らず、肛門を押し拡げで飲み込む感覚を掴みやすいと思います。また手の形のディルドは、円筒型のディルドと違って正円ではないので、手が入りやすい入りにくい場所がある感覚が掴みやすいと思います。
ディルドを用意できたら、拡張の練習をしましょう。週1程度のペースでしょうか?自分は、貫通した今でも2週間何もしないで、3週間目にすると少しキツくなった感じがします。肛門を押し拡げる行為は日常生活ではしないので、トレーニングをしないとせっかく拡張したものも戻って開かなくなります。先ほど述べたように、フィストが貫通してからも同じで、久しぶりにフィストする時は、少し丁寧にほぐします。
1日のトレーニングの中では、筋肉をほぐすところからやります。最初は楽に入る太さから入れて、少しずつ太いのを入れて、最後にチャレンジするディルドを使います。パートナーの人にやってもらう実戦でも指1本からほぐします。ほぐしは大事です。
チャレンジディルドは、床に置いてまたがるか、壁に貼り付けて、壁にケツを向けるかだと思います。次のような手順で、チャレンジディルドに挑戦します。
ローションをディルドとケツに塗ります。ディルドは根元まで、ケツには、アナル周辺よりもう少し広いエリアに塗ります。ケツにディルドを押し当てて、楽に入るところまで挿入します。
チャレンジゾーンになったら、一旦その位置で止め、大きく呼吸をします。息を吐ききったら、腹に全力で力を入れます。お腹の中に子供がいて、出産するイメージです。あるいは、過去で一番太くて固いウンコを捻り出すイメージです。腹筋は今まで経験したことがないくらい力が入ってガチガチに固くなり、顔もいきみで真っ赤になります。けつタブに両手を添えて、外側に向かって拡げてもいいかも知れません。力を入れるのはずっとは続きません。いずれ力が抜けてまた、いきみ直しになると思います。この、ふっと力が抜けたタイミングですっと、ほんのちょっとだけディルドを飲み込むかも知れません。メリメリメリとアタマの中で音が響くような、痛みと快感があると思います。そうして、さっきよりちょっとだけ太い部分が入っていると思います。その繰り返しです。
5.パートナーを見つける
定期的に拡張をサポートしてくれるパートナーがいるといいです。拡張はちょっとした恐怖が伴うので、それを軽減するために信頼できる人に身を委ねられると拡張を安心して進められると思います。
できれば、そのパートナーになられる方は、フィスト貫通済みで受けられる人がいいと思います。もし、そう言う人に出会ったら、ぜひ、フィストタチを教えてもらいましょう。人のアナルに手を突っ込むことで、内部構造や筋肉の使い方などが理解できると思います。
一度貫通してしまうと、自分の未貫通時代のことは忘れてしまい、未貫通の人はどちらかと言うとめんどくさい相手になりがちです。ですから、貫通をサポートしてくれる相性のいい人が見つかったら、お付き合いを大切に育てていきましょう。
6.実戦
さて本番です。ディルドで練習したことを、ホンモノの人間の手でチャレンジするときです。次のことに気をつけるといいでしょう。
呼吸
大きく息を吸い込んで、吸い込んだ息を全部吐き出し、そして腹に力を入れていきむ。
何回か繰り返すと、少しずつこじ開けられる感じが分かると思います。これは切れる感覚とは違う、めりめりと骨盤から拡がる感覚です。
体勢
けつ掘りブランコで拡張する機会はほとんどなく、ベッドの上かと思います。だいたい、仰向けか四つん這いのどちらかだと思います。ぜひ、両方の体勢を試しましょう。自分と相手の相性で異なります。これを書いている私は、すでに貫通済みですが、タチしてもらう相手によって、自分が四つん這いの方が入りやすい人と、仰向けが入りやすい人がいます。
仰向けの場合、膝を抱える形になると思いますが、M字開脚ベルトのようなものを使う人もいます。両手が使える状態であれば、自分の手で、ケツタブを大きく拡げて、欲しがりさんのポーズになるといいと思います。
四つん這いは、言葉の通り四つん這いよりも、ケツを突き出す形の四つん這いを試してみてください。地面にしゃがむウンコ座りがそのままうつ伏せになるイメージです。膝の開き具合などもいろいろと試してみるといいです。
いずれの体勢でも、思いっきり踏ん張って、腹に力を入れることを忘れないでください。
コミュニケーションを取る
フィストは、ある意味、あり得ない大きさのものを体内に入れようとしていますので、一種の恐怖のようなものが付きまとうときがあります。タチの人に対して遠慮や迷いなどがある時は、手を繋ぐ、ハグをするなどして相手の体温を確かめてください。相手の手やカラダが温かいと、それだけで落ち着くと思います。
フィストでは、タチがアシストでウケがメインです。ちょっとペースが早い、痛いなどは我慢せずにタチに伝えましょう。相手にお任せして大丈夫という信頼関係を構築するには、ウケの人の正確なフィードバックが早道です。
プレイ時間
結局、やってることは筋トレと同じですから、拡張をずっとやっていても、疲労が溜まってきて、だんだんパフォーマンスが落ちます。無理せず、自分がキツイと思ったら、休憩を挟む、終了するなどの判断が必要です。ケツをいじられている時間が20〜30分ぐらいが一つの目安かと思います。
7.ラッシュとか
経験の豊富な人から、ラッシュ、ダスター、痛み止めなどを使うことをお勧めされる人もいるかも知れません。筋トレで言えばチートです。チートのレベル感もいろいろだと思いますが、個別に書いていきます。少なくとも貫通するまでは使わないほうがいいとは個人的には思います。
ラッシュ(poppers)
アロマオイルのボトルようなものに入った揮発性の液体です。日本では2006年に禁止薬物に指定されました。あなたが普段は常識的な社会人として日常生活を送っているなら、逮捕されるリスクがあるものは、使わないことが無難です。禁止される前は、アダルトショップで1000円ぐらいで売られていました。東京都が定期的に内容物を検査して、成分など、その結果を公開していました。今、流通している輸入品でないものは、一時期の脱法ドラッグと同じと考えた方がいいです。似ている成分だけど、何が入っているかは分かりません。ちなみに、ラッシュを吸うと筋肉の弛緩作用があるので、フィストが入りやすくなるわけです。またラッシュと勃起薬の併用は禁忌で、死亡例があります。
ダスター
これは禁止薬物ではありませんが、お勧めしません。自分が見ている限り、使っている人の行動は、噂で聞くヤク中毒の人と全く一緒です。使う人は「自分は意識もしっかりしていて、使用量もコントロールできている。問題ないし、あなたには迷惑をかけない」と言います。ですが、使用量はどんどん増えるし、顔色や唇の色は悪くなっているし、しまいにはぐったりして、浅い眠りとダスターを吸うを繰り返す状態になっています。声をかけると必ず大丈夫だと答えます。でも、実際はぐったりしてて、このまま死んじゃうんじゃないかって、心配になります。無酸素状態で興奮するだけでなく、ガスの成分が直接、脳に作用しているとする研究もありましたが、ガスの成分が異なると作用も異なるので、一概には言えないかも知れません。
痛み止め
市販されている薬ですが、貫通させる目的では使わない方が無難だと思います。痛みは限界のサインですから、その際が鈍くなると言うのは、カラダにダメージがかかるリスクが高くなります。
フィスト貫通と言うのは、限界を少しずつ伸ばした先にあることなので、チートせずコツコツと取り組む方が、貫通した後も楽しめると思います。
8.ケアする
プレイ終了後はかなり感度が上がっているでしょうし、場合によっては切れているかもしれません。ローションなどを洗い流し、保湿をしてあげましょう。痔の坐薬などをケアとしておすすめする先輩方もいますが、自分の場合、これもヴァセリンを塗ってます。ちょっと切れた場合など、清潔にして翌日などにも塗っています。
いかがでしたでしょうか?フィストファックはアナルセックスと違って、努力した人だけが体験できる快感です。これらを読んで、自分も体験してみたいと素直に思うエロ好奇心旺盛な人は、トレーニングする価値があると思います。フィストは人間の限界に挑戦しているとも言えます。長く楽しむためにも、怪我をしないよう、万全の注意を払ってください。